8月5日の日本舞踊ワークショップは午後の部と夕方の部と2回の実施でした。
各回の構成は次のようになっています。
1部:民謡「お江戸日本橋」をお稽古
2部:日本舞踊の小道具の実物を紹介、皆さんに使って頂きました
3部:参加者皆さんの「お江戸日本橋」を小ホール舞台で発表、そして芸和楽メンバーによる小曲披露
「お江戸日本橋」は、作詞・作曲者不詳で東京日本橋から京都までの東海道五十三次の宿場名を歌い込んだ民謡です。
日本舞踊というと三味線音楽も難しい…と感じられる方も多いかと思い、皆さまがご存じかな~と思われるこの曲を選びました。
歌川広重の「東海道五十三次」の浮世絵木版画でも有名ですし、NHKの「みんなのうた」で紹介されたこともあるんですよ。1963年ではありますが。
五十三の宿場名を歌詞に込めるので、本来はとても長い曲ですし、発売されている音源によってどこの宿場を唄っているかは様々です。(全曲の音源は探せませんでした…)
今回は日本橋から高輪、藤枝から金谷を歌い込んだ一番と二番。一番は男踊りで二番は女踊りです。
皆さん上手に踊れましたでしょうか?楽しく体を動かせたのならそれが一番です!
◇お江戸日本橋の歌詞◇
1.お江戸日本橋七つ立ち 初上り
行列揃えて あれわいさのさ
こちや 高輪 夜明けの提灯消す
こちやえ こちやえ
2.藤枝娘のしをらしや 投げ島田
大井川いと抱きしめて
こちや いやでもおうでも金谷せぬ
こちゃえ こちゃえ