活動名 | 福沢政雄 |
---|---|
活動内容 | 幽玄の美に魅かれて能面を打って30数年経過しました。と言っても全く制作しない年もあります。 木曽の天然ヒノキ材の主に柾目を使い、能面、狂言面を打っています。 師は、長澤重春氏(元小金井市連雀通り 現京都在住)で7年間ほど指導していただきました。 氏の祖父は能面で人間国宝の長澤氏春氏。能面の世界では古くから知られ憧れる伝説的な方です。長澤重治氏からは、祖父氏春氏からのプロの技をご教授いただきました。特に彩色についっては他の人を寄せ付けない高くそして独特の技術を惜しげもなく伝授していただきました。今は自称工房で一人で打っています。 世界遺産の厳島神社の海上の能舞台で毎年4月に行う桃花祭で、演じられた半蔀(はしとみ)で自作の小面を使っていただきました。そのことが日本経済新聞の全国版のコラム「街かど人物館」で記事にしていただいたのは良き思い出です。 |
活動場所 | 能面工房 花面 小金井市梶野町 5-5-7 電話 042-382-4750 |
連絡先 |
電話番号:09093913338 メール:fukuzawa-m55@jcom.home.ne.jp |
その他 | アンガマ(沖縄 石垣島)のこと。 沖縄勤務の1998年の夏初めて石垣空港(旧空港)に降りた際、空港出口に飾ってあったアンガマの面に出会い足が釘付けとなりました。それが、石垣島の伝統行事のアンガマ(8月)で使われている面であることが後から分かりました。素朴なアンガマの面に魅かれ関心を持ち、住んでいた那覇市で、石垣島の平得で実際に使われているアンガマの面をお借りし、それをモデルに石垣島産の「ハスノハキリ(桐)」を取り寄せ、アンガマの面1対(ウシュマイ(爺)、ンミー(姥))を彫りました。 20年経過した後、石垣島や沖縄本島宜野湾市に住む友人の計らいで石垣市立八重山博物館へ寄贈する運びとなり、2018年6月同博物館へ収蔵され、「博物館資料受領書」が送られてきました。 能面をやっていたからこそできたのではないかと思います。 |
- MEMBERSHIP
会員紹介